本日はマンションの消防設備点検3件の実施となりました!(写真は自宅前)
同業の先輩と2人での点検でして、久しぶりの二人での作業は懐かしく、温かみもある空間となりました。
点検はというと、一件目は前回避難器具降下障害ありとのこと。
不備は前回同様であり、特に苦もせず順調に進行していきました。
が...
二件目、こちらは前回不備無し。
すぐ終わるだろうなと2人で余裕ぶっていたのですが...
点検中に受信機から異常警報発報!
受信機以外の動作は異常がなく、バッテリーも正常電圧値を示している。
ボタン操作で受信機の警報音は鳴りやまないため、主音響のコネクタ抜いて応急処置しました。
(こちら感知器発報時は地区ベルがきちんとなりますので、主音響が鳴動しなくても警報設備として機能します。)
接触不良や普段使われていないランプも点灯。
受信機の基盤不良と考えられるので報告し、受信機交換の提案をし、点検完了としました。
少々焦りましたが収まって良かった( ;∀;)
三件目、こちらも前回不備無し!
建物外観見て「これは時間余りそうだ(*´ω`)」と思ったのもつかの間、
受信機を見た瞬間戦慄が走りました...
「二階断線」
なぬーー!いきなり不備でたーー!と2人で衝撃。
とりあえず二階以外の入室を終わらせ、二人で二階攻め。
感知器全部発報する(´・ω・`)じゃあ最後の部屋?
最後の部屋点検。一つだけ感知器発報しない。
ヘッド外してみたらベース内でぽきっと折れてる。線抜けない...
とりあえず感知器交換で話を進めることと決定し、退出。
その後、発信機とベルの点検。
二階のベルが不鳴動!電圧は来ているので器具不良です。
点検前は正直なめていたのですが、思ったより不備がありました。
これはリニューアル推奨ですね。年数も経っていたので。
報告し、3件目も無事終了となりました。
消防設備点検は不要に思われがちなんですが、
今回のように感知器が効かないところ、ベルが鳴らないところと見つかることがあります。
火災時に被害を最小限にするためにも我々消防設備士が点検し改修をしております。
消防設備が有事の際にきちんと機能するように、建物のオーナー様、管理者様、
今一度見直してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
消防設備に関しましてお悩み事がございましたら、ぜひ北条防災にご連絡ください。